疲労回復となる食事 ~暑さに負けない元気を!~

暑さが増し、疲労がたまっていませんか??疲れているとき、休養はもちろん大切ですが、食事内容も少し変えてみてはいかがでしょうか。

疲労回復ビタミン

ビタミンB1は「疲労回復ビタミン」と呼ばれるほど、疲労回復に欠かせない栄養素です。ビタミンB1には炭水化物などの糖質をエネルギーに変える働きがあり、不足するとエネルギー不足となります。それが「疲れ」の原因につながるのです。

魚・イカ・タコ・貝は定期的に!

肝機能が崩れると、有害物質が肝臓に溜まるので疲れやすくなります。

肝機能を調節し、身体のむくみや息切れなどに効果を発揮するのがタウリンという栄養素です。タウリンは魚介類の中でも牡蠣に多く含まれますが、毎日牡蠣ばかり食べるわけにはいかないので、魚やイカやタコなどを定期的に食べるようにしましょう。

なお、栄養ドリンクでタウリンを含むものがありますが、添加物が肝臓に有害となることがあります。過剰摂取には気を付けましょう。

☆組み合わせで疲労回復!おすすめレシピ☆

栄養素は単品では働きません。普段何気なく食べているメニューも、

実は栄養素が助け合って効果を発揮しています!

豚肉の梅肉巻き (ビタミンB1が豊富な豚肉+クエン酸を含む梅)

クエン酸には血流を改善する効果があります。また、加熱調理してもその効果は

残るといわれています。酸っぱいものは食欲がないときでも食べやすいですね。

食欲増進につながるので、夏バテ予防にもおすすめです。

レバニラ炒め(ビタミンA・B1・B2が豊富なレバー+アリシンを含むニラ)

アリシンはビタミンB1の吸収を助ける作用があります。レバーや豆類と一緒にとると、 アリシンはアリチアミンとなり、疲労回復効果が期待できます。

浜脇整形外科病院 栄養科

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